Column|下着にまつわるあれこれを綴ります

ちゃんとしたブラ、着けていらっしゃいますか?
近頃、女を怠けていませんか?

2015年9月16日更新

ランジェリー専門スタイリストの浅井明子です。
とりわけブラジャーを主な軸として、多くの女性たちに「ほんとうに合った下着を着けていると気持ちがいい」ことを実感していただきたく、国内外の優良な下着を選ぶスタイリング業を始め、おかげさまで、15年が経ちます。

2008年から数年間、当サイトにおいて<二十四節気>ごとに、からだと心におすすめの下着を提案いたしました。アウターの衣替えと同じように季節を少し先よみしたアイテムが揃えられたら素敵だし、季節感を取り入れた下着を着用することで気持ちが上向くと思ったからです。また、ランジェリーの準備は、身だしなみとして必要なご提案だと確信していたからです。

しかし、サイトをご覧になった方や、仕事仲間、友人知人のご意見は、もっと現実的なものでした。
「ブラの締め付け感が苦手。解消したい」「暑がりです」「年間通して袖無しのインナーを着ています」「冷え症なので、夏でも腹巻きをしたいです」「夏も秋も冬も乾燥が気になります」「更年期だからなの? 
サイズが合っていても下着を着けているのがつらい」など、繊細な体調を守りながら頑張る働きウーマンたちから、リクエストをたくさんいただき、気づくと、お悩み解決をいちばん重視してスタイリングすることが増えていました。

また、日本の気候も、2010年頃から亜熱帯気候のように暑い日が多くなりました。1年のうち約5~6か月間、猛暑と感じる日があります。陽射しの照射がきびしく、地面の照り返しも焦げるようです。他にも急な雨風、気圧の変化の寒暖差など、からだがネをあげたくなるお天気になっています。そんな日々に着けたい下着とはどんなアイテムだろうか。情緒も大切だけれど、からだがラクで、楽しく着けられるものを、おひとりずつに見つけていこうと思いました。

昨今、「カップ付きキャミソール=ブラトップ=ブラキャミばかりでは、ダメですか?」とよく相談されます。1週間に1~2度、生理時周辺の何日かならいいと思います。ですが、ブラキャミは胸をちゃんと支えてくれません。ブラキャミを着用し続けて、胸が下がった、形がくずれた、胸がどこかへいってしまった~とか言っても自己責任。ちゃんとしたブラジャーを着けないのは、からだが疲れているからですか?女を怠けてずっとブラキャミばかり着ていては、メリハリの無いカラダと生活習慣になってしまうと言っても過言ではないと思いますよ。ほうれい線がきざまれて、バストが下がり、おなかもたるみ、足がO脚になるのです。

からだに合ったブラジャーを着けると、下がっていた乳房の位置が高くなり、背筋がのびて姿勢がよくなります。すると顔まわりも華やぎ、好印象になります。人と対面するときは、どうしてもバスト~お顔を見ながらお話ししますよね?バストトップの位置が決まると、からだに奥行ができてやせて見えます。洋服をきれいに着こなしたかったら、よけいに下着の役割は大事。全身のバランスの鍵を握っているのがバストなのです。

明日、どんなアイテムを身に着けて外出しますか?
仕事にむかわれますか?
どんなお天気でも、どんな体調でも、まず裸の上に纏うのは下着です。
あなたのからだを見守る味方の第一号。下着も楽しんで選んでほしいと思います。